【比較】黒にんにくに合うにんにくの品種とは

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どうも、水温7度の水風呂で心身共に整う男、サラリーマン(カチャカチャ系)兼農家のかめしめのしょーきです。

今回は、免疫力を高める高級食品である黒にんにくについて、どの品種が一番黒にんにくに合うのか?を調査していきます。

生産から黒にんにくへの加工まで一貫して自分の手で試した結果を紹介していきますので、黒にんにく作りを極めたい方は是非、最後までご覧ください。

また、文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。

Youtube動画

実は…にんにくには色々な種類が存在する

大量のにんにく

黒にんにくとは、黒にんにくという品種があるわけではなく、スーパーで手に入る白色のにんにくを炊飯器などで2週間程保温することで作れる、滋養強壮に優れた食べ物となります。

スーパーで手に入る白色のにんにくには中国産と国産があり、中国産は安く国産は高いってことは、多くの方が知っているかと思います。しかし、たまねぎほどの巨大なにんにくや、にんにく臭がしないにんにくまであること、多くの方は知らないのではないでしょうか。

ちなみに、スーパーで国産の3分の1ぐらいでかなりお安く売られているにんにくは、中国産の嘉定(かてい)にんにくがほとんどでして、国産の場合は国内出荷量No1の青森県産の福地ホワイト六片と呼ばれる物が多い印象です。

ではでは、スーパーで見かけない珍しいにんにくにはどういった物があるのかと言いますと…

①沖縄県産の島にんにく
→食べたことはないのですが、外の皮が赤色で、小粒(15~20粒)が詰まってるとのこと。
②長野県産の平戸にんにく
→元の種は嘉定にんにくと聞いたことありますが、にんにくの、あのガツンとした旨味を感じられるにんにくでした。
③ジャンボにんにく
→玉ねぎほどに大きく(手のひらサイズ)、大きいからなのか?味も薄味で、ガツンとした旨味を感じたい!って方には物足りない一品でした。
④無臭にんにく
→本当に臭いがしない。「今日はにんにく料理だよ~」って言われ、無臭にんにくで調理された場合、にんにく好きならかなり萎えるレベルでした。

こんな感じで、ひとえに”にんにく”と言っても様々な種類があります。
(若干でも知名度のある種類に絞っていますがまだまだ、いっぱいあります)

そんな沢山の種類があるにんにくですが、黒にんにくを専用の機械で作る身として気になるのは、”どのにんにくが黒にんにくとして美味しいのか?”ということ。

そこで前置きが長くなってしまいましたが、結構な規模(?)で、実験してみましたので、どうぞ続きをご覧ください!

黒にんにくに合うにんにくとは?!

美味しい黒にんにくを探すためにも、同じ環境下で育てられたにんにくで比較したかったため、いっそのこと、にんにくの栽培から始めることに。

今回検証した品種ですが、種を入手することのできた中国産で非常にお安い嘉定にんにくと、国産で結構高価な福地ホワイト六片、及び、玉ねぎほどの大きさを持つジャンボにんにくとなりました。

また、環境の変化によって味に影響があると満足のいく実験にならないので、栽培する場所だけではなく、草刈りの実施時期から追肥の時期/量/種類、収穫時期、乾燥日程まで、ありとあらゆる条件を合わせてそれぞれのにんにくを作ることに。

そして、それぞれの品種のにんにくを、これまた同じ条件下(黒にんにく専用の製造機)で黒にんにくへと加工を実施したのです。

様々な種類のにんにく

黒にんにくに一番合う品種は?それぞれの味比べ

黒にんにく製造機

どの品種が一番黒にんにくに合うのか?結論からお伝えすると・・・

1位:福地ホワイト六片

2位:嘉定にんにく

3位:ジャンボにんにく

となります。

具体的な理由を紹介します。

ジャンボにんにくの黒にんにくが3位の理由

ジャンボにんにくはその名の通りジャンボなので、1粒ずつにばらしてもとても大きいのです。
こちらが1粒ずつにばらした写真ですが、小さめのにんにくの1かたまりほどの大きさがあることが分かるかと思います。。。

ジャンボにんにく

“一粒ずつが大きくて食べ応えのある黒にんにくになる”と思いきや、一粒が大きすぎて全てが黒にんにくにならないんですね。

どういう事かと言いますと、にんにくの外側は若干黒にんにくっぽくなるのですが、中の方は熱が通らず黒にんにくとは程遠い状態で、食感はぶにょぶにょして味は微妙に甘辛いにんにくで最高に不味い。

“単純にもっと長期間熟成させればいいんじゃないの?”となるのですが、ジャンボにんにくの中まで熟成させるほどの期間実施すると、外側の水分が無くなり、今度は外側がカチカチになってしまうのです…。

ということで、黒にんにくにするにも難しいだけではなく、味も最悪なので3位の結果としました。

嘉定にんにくの黒にんにくが2位の理由

嘉定にんにくは、黒にんにくにしても食べやすく相性が良いです。

さらに、スーパーなどで非常に安価で入手できるため、日常で食べるなら十二分かと思います!
実際に僕も、毎日黒にんにくを数粒食べていますがほとんどが嘉定にんにくなんです。

自分が食べておいてなんで1位じゃないの?となるのですが、その理由は・・・

福地ホワイト六片の黒にんにくが1位の理由

先に紹介したように、僕が一番食べている物は嘉定にんにくですが、福地ホワイト六片が嘉定にんにくと同じ値段なら、確実に福地ホワイト六片を購入します。

なぜなら、嘉定にんにくと比べて1つずつの粒が大きくて食べ応えがあるだけでなく、大小のばらつきは少ないため、均等に熟成されて粒ごとの味の変化があまりないということ、また、甘みが非常に強いためです。

僕と相方のひろやも、嘉定にんにくなら安価で大量に栽培できて、黒にんにくにしても美味しいから嘉定にんにくを栽培していこう!となっていたのですが、福地ホワイト六片をの黒にんにくを一口食べた瞬間・・・コロリと意見が変わるほど、圧倒される甘みと旨味を感じたのです。

もし、黒にんにくに挑戦してみたいな。と思っている方がおられたら、是非福地ホワイト六片種の黒にんにくを購入して食べてみてください。にんにくとはかけ離れた甘さに、ハマること間違いなしです。

ということで今回は、黒にんにくに合うにんにくの品種を紹介してきたのですが、いかがでしたでしょうか。

これから”自らの手で栽培して黒にんにくを食べちゃお”という、僕たちみたいなチャレンジを予定されている方は、初期投資が少し高めですが福地ホワイト六片なら満足のいく結果が予想されるので、かなりお勧めです!

また最後に、黒にんにくを毎日摂取し続けた効果や、自宅の炊飯で黒にんにくを作る方法が知りたい!という方は以下の記事も併せて読んでみて頂ければと思います。

【恐るべし!?】黒にんにくを毎日食べた結果

【簡単】自宅の炊飯器で黒にんにくを作るための方法

【豆知識】失敗した黒にんにくの復活方法とは

【豆知識】失敗しないための黒にんにく作りとは

【雑誌】黒にんにくでデビューした僕、母との関係

ではでは、最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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