【年収】兼業にんにく農家の気になる収入事情とは

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どうも、在宅ワークが増えて万歩計が数百歩の日々を送っている、サラリーマン(カチャカチャ系)兼農家のかめしめのしょーきです。

今回は、ほとんどの大人が気になるけど公開されている情報がかなり少ない、にんにく農家のリアルな収入事情について、惜しみもなく紹介していきます。今現在サラリーマンで「もうヤダ、転職したい…どうせなら自然と触れ合える農家になりたい」という想いを抱いている方に対して参考になればと思います。

文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。

Youtube動画

1.僕のサラリーマンと農家事情

サラリーマン兼農家

まず、僕のサラリーマン事情ですが、カチャカチャ系なために普段はノートパソコン以上に重たい物を持つことのない、かなりの虚弱環境下で働かせて頂いています。パソコンさえあれば仕事ができるということもあり、普段は太陽や土などの自然に触れることは一切ありません。

また、ゴールデンウィークやお盆などの連休はしっかりと頂けますし、有休もある程度自由にとれるため、ホワイトな環境で働けているのではないかな?と思っています。

そんな恵まれている環境下だからか(?)、2年ほど前よりサラリーマンだけではなく、己の精神スキルと体力アップのために兼業農家を始めているんですね。

では僕の農家事情はどんな感じなのか?というと、土に酸性やアルカリ性があるっていうことすら図書館の本で知ったほど、農業に関しては全くの素人なんです。むしろ、【きもい】虫嫌いでも大丈夫?虫嫌いの畑生活で紹介しているように、虫が極度に嫌いで…どう考えても農業に不向きな人間なんです。

そんな僕が栽培している農地(栽培)の面積は今現在、約2,600平方メートル(2.6反)となっていますが、僕もひろやも兼業であるが故、基本的に手間のかからない作物を中心に育てていまして、現状はにんにくをメインで栽培している状態となります。

そこで次章からは、僕たちにんにく農家の1年目、2年目の収入事情(年収)を公表していきます。

2.サラリーマン兼にんにく農家の収入事情

サラリーマン兼農家の収入事情に期待する農家

まず、60平方メートルの市民菜園をお借りしてにんにくを栽培した1年目ですが、収穫できたにんにくが数百個でして、収入は0円でした。

「え?0円…?」

となるかもしれませんが、1年目は現在の環境(愛知県内)で、どの品種でどれぐらいの品質が出来上がるのか?を見極めるべく活動しており、実績がないからこそ販売も難しく、収入は0円となっているんですね。

少し話が逸れますが、作物が売れるためには、ある程度の実績が必要でして、1年目の僕たちなんて「今までサラリーマンやってて、空いた時間で農業やろうと思います。メチャクチャ頑張りますんで、買ってくれませんか?」って状態。こんな知名度も何もないただのサラリーマンが作った作物を購入してくれるほど世の中は甘くありません…。当たり前のことではありますが、消費者の多く(大量の消費が期待される二次産業は特に)は、安心できて味がある程度保証されている農家から購入するんですね。

1年目にしてこの現実を認知できたのはかなりありがたいことです。

話を戻して、2年目に突入した僕の収入事情ですが、2021年の現時点の話であり、実際の収穫は6月(当記事の投稿日は5月)となるため、想定収入で紹介していきます。

現在、数千個のにんにくが栽培できる予定ではありますが、そのうち来年の種にんにくとして保管しておくものを考慮すると、実際には2,600個ほど収穫可能と考えています。

取捨選択してざっくり2,000個収穫できたとした場合、1個100円ですべて売れれば20万円となり、黒にんにくなどに加工して1個300円で売ることができれば60万円となります。また、にんにくの芽が10本セット100円で売れたとすればプラス2万円って感じです。

ということはどういう事かと言いますと、

年収約22~62万円となるんですね。

しかし、この金額はあくまで得られるお金のみ。

出ていくお金として種代に草刈り機や土地代、肥料代、マルチシートにガソリンなどなど、大体40万円ほどが消え果ていることを考慮すると、2年目の実質年収は

年収約-18~22万円となるんですね。

マイナスって酷いですよね…。もはや趣味の世界ですよね。
ただ、ここまできたらもっと己を追い込みたくなってきたので、次章では時給換算してみようと思います。

3.サラリーマン兼にんにく農家の時給事情

サラリーマン兼農家の収入事情を知った農家

計算すればするだけ悲しくなるのはプログラムのバグの数と時給でしょう。
そこで、兼業農家としてどれぐらいの時給を得ているのか?計算していきます。

僕たちはサラリーマンのかたわら、大体月2回、4時間ほど働いていまして、年間合計192時間(一人当たり年間96時間)ほど働いているんですね。

僕、頑張ってるなぁ~…。えらいなぁ…ってのは置いといて、続いて年収の計算。

ポジティブシンキングで収穫した2,000個のにんにく全てが売れたとすると、先ほども紹介した実質年収である約-18~22万円で計算していきます。

ということは、時給換算すると-938円~1,146円ぐらいになります。

…いかがでしょうか?

正直、1,146円はMAX(ほぼほぼ不可能な値)であるため、間をとった104円が妥当と思っています。改めて、なぜ計算してしまったのか分かりませんが、農業はやはり一筋縄ではいかないですね…。

“何でやってるの?お金捨てたいの?バカなの?”と思うかもしれませんが、偏差値が2人足して70いかないとしてもさすがにお金をただ捨てるだけのつもりはなく、3年目以降から挽回予定。なぜかと言いますと、種代を0円(前年の収穫した作物の一部を種とする)にできる算段なのです。これだけでも時給がマイナスになることは無くなる!…はず。

こんな感じで、サラリーマン兼農家である僕たちかめしめの年収事情を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

僕自身、サラリーマンとして切磋琢磨する日々を過ごしたことで、”自然相手の農業なんて余裕っしょ”と、たかをくくっていたことは否めませんが、その自信が木端微塵に打ち砕かれるほど、農作物を育てて販売するってのは体力も必要だし、時給換算してみても中々にしんどいことを身をもって知ることができました。

もし、サラリーマンを辞めて農業に専念したい!という方がおられましたら、これらの現実を踏まえた熟慮をすべきです。…ただ、怖いことばかり言っていますが、農業で年収1,000万以上稼いでいる方も全体の10%ほどはいるみたいなので、夢が無いわけではありません。

ということで僕がお勧めしたいのは、”いきなり転職じゃなて市民菜園などからお試し農業してみよう”ってことです。

サラリーマンしながら数十平方メートルの農地に手を出してみて、この感触ならある程度売り先も見つかって収入ありそうだし、拡大したって体力的にやっていけそうだわ!と確信を持ててから転職判断することをメチャクチャお勧めします。

農業の研修を受けた35%もの人が、4年以内に”想定と違った”などの理由で辞めているという情報もあるほど、農業は実際にやってみてその苦しさを知る必要がある世界。いきなり思い付きで転職は絶対やめましょう!

また、この記事に需要があれば、3年目4年目の収入などを更新していこうと思いますので、応援のほど、よろしくお願いいたします!

ではでは、最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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