【実感】兼業農家2年目で分かった農業のとてつもない魅力

農業
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どうも、キーボードの一部のキーだけ反応が悪くて凄いストレスを溜めているサラリーマン(カチャカチャ系)兼農家のかめしめのしょーきです。

今回は、サラリーマン兼業農家として農業に2年ほど携わらさせて頂いている僕が、この2年間で感じた農業のとてつもない魅力を紹介していきます。”サラリーマンから転職しようかな~”とか、”農業の道に進むのは正しいのだろうか…”という方に対して、参考とされる記事になれば幸いです。

文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。

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農業はやり方次第でどんだけでも稼ぐことが可能?!

マネータワー

僕の場合、サラリーマン兼業農家として、農業に対してガッツリ時間を割くことはできていないませんが、体力と強い身体、もしくは人を動かす知恵さえあればどんだけでも稼げる夢のある職業です。

例えば僕の場合、にんにくのみで年間約100時間(相方のひろやと合わせて合計200時間ほど)で、週換算すると毎週約2時間ぐらいしか働いていないにも関わらず、年収数十万円を稼ぐことができる算段なんですね。(年収の詳細は【年収】兼業にんにく農家の気になる収入事情とはをご覧ください)

兼業&にんにくのみ栽培している僕が、約100時間の労働で数十万円を稼ぐことができるとなれば、1日8時間、年間約2,000時間以上がっつり働いた場合、数百万円は余裕で、そこそこな確率で数千万円を稼ぐことができると思っています。

実際、兼業農家として動いている僕が農業に割ける時間は限られているため、ダラダラと動ける時間があまりなく、超短期集中型で必要最低限の行動のみをとるように意識しているんですね。そして、そんな行動を2年間実施してみてわかった事が、農業は雇われではない以上、どれだけでも楽(悪く言えばサボれる)できる職業なんだということです。

例えば雑草を抜く行為1つとっても、どこからどう抜くかを考えつつ行動することで、最速1㎡あたり1分でできたとしても、代わり映えしない太陽の下…畑の土の上では時間が無限大にあるように感じてしまい、1㎡あたり5分、6分…10分とダラダラダラダラと作業できてしまうのです。

そのため農業は、サラリーマンよりも己との戦いに打ち勝つことが求められる職業と感じてまして、己の怠惰に打ち勝ち、1分1秒無駄にせず目の前のことに集中できるのであれば、一千万は軽く手が届く範囲かと思います。(僕が一千万稼いでないから言葉の重みは軽いですが…)

これこそ理想形!?時間に縛られない働き方とは

健康な身体

1分1秒、身を粉にして働くかどうかは自分の裁量次第。

資本主義に則り、己の身体一つで金を稼ぐことに着眼するのであれば、ぶっ倒れる手前まで身体を酷使すれば良いわけですが、逆に、ある程度食べていけるだけでいいや★と割り切り、働く時間を減らせるのも農業の良いところ。

例えば、僕のようなサラリーマンはコアタイムなるものがある程度決まっており、8:30~17:30は仕事するって感じです。でも、人間である以上、”なんだか日中はやる気が起きねぇなぁ~…って思ってたら夜に意欲が湧いてきた!”ってことも、誰しも経験されるのではないでしょうか。

こんなどうしようもない突発的なやる気も、雇われの身であるサラリーマンでは時間外労働として取扱われてしまいますが、雇われの身でない農業であれば自由に働くことができるのです。

例えば天候にもよりますが、収穫する作物が予定日から1~2日ずれたところで大きな影響は無ため、”今日は何かやる気スイッチが入らない”って場合はある程度休むことができますし、”なんだか突然ランニングハイ状態で寝れないレベル”って場合にはどれだけでも制限を受けることなく、満足いくまで動き続けられるのです。

また、僕たちの農業の師匠は、”ある程度食べていけれて、楽しい生活を過ごせたら満足”という考えでして、つい先日、余暇で暖炉付きの6畳ほどの小屋を自ら建てておられました。

農作業後、定期的に農家仲間と集まり、電気もガスも水道も通っていないその小屋で、炭に火をつけ各自が持ち寄った新鮮な食材を煮た鍋を囲むとのこと。
僕もヒノキの香りが漂い、時間を忘れさせてくれる小屋の中で熱々のコーヒーとお茶を頂きましたが、インスタントとは思えない、格別な美味しさを体感できました。

普段カチャカチャとパソコン両手にコアタイムをバリバリ働いている僕からすれば、こんな生活、本気で羨ましくなってしまいますし、真夏の農業や農作物の販売の辛さを知らなければ、いきなり転職しちゃうレベルです。

健康な体への最短ルート?若すぎるじーちゃんばーちゃん

農業でご近所付き合いしていると恐らく誰しもが驚かされる、じーちゃんばーちゃんたち元気さ。

“70歳はまだ元気だとしても、80歳ぐらいになったら家の縁側でお茶を飲み、ゆ~っくりと過ごす”と言った感じで、農業の世界に飛び込むまでじーちゃんばーちゃんにある意味偏見を持っていました。

ところがどっこい、農業の世界で高齢者と言われる方々は、普段パソコンしか触らない20~30代の1.5倍以上にパワフルで、僕の農業がバリバリ盛んではない地域であっても、90代現役の方までおられます。

トラックを乗りこなし、腰も曲がらず軽快なステップを踏む相手が80代なんてのは日常茶飯事。
テレビでよく見る”えぇ~XX代?!”ってのが現実で起こるんだから、農業が人の身体にもたらす健康と言う名の恩恵はかなり信憑性が高いのです。

実際僕のじーちゃんの1人は農業をやっていて、すこぶる元気でしたが、もう1人のじーちゃんは根っからの商売屋で、商売を継いだ後、ボーっとする時間が増えてしまい、すこぶる元気とは言い難い状態に…。

これらの実体験からも分かるように、サラリーマンと比較して農業は、”一生涯、身体と頭を使うことができる”だけでなく、”自然と触れ合うことで、生き物としての健康を維持できる”理想的な職なんだと僕は感じています。

兼業農家として2年間ほど農業に携われている僕は、ほんの少しだけ広い視野で物事を見ることができていることに感謝です。これからも出会いと感謝を忘れず、皆様に還元できればと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします!

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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