どうも、ほぼ24時間体制でクーラーをつけており、電気代が怖いサラリーマン兼農家、かめしめのしょーきです。
今回は、もうじき30歳を迎えるけど、虫が滅茶苦茶嫌いな僕が、2年間ほどの畑生活をどのように過ごしているのか?また克服できたのか?をお伝えしていきます。
農家に嫁ぐことになったり、農家を始めたいけど虫が嫌いな方の参考になればと思います!(ビール片手に最後まで書き終えて、改めて自身の経験談中心の内容になってしまったこと、先に謝罪しておきます)
虫を無視できない僕の虫嫌い度合い
僕は虫嫌いの中でも結構重症の方かもしれません。
例えば、リビングにゴキブリが出たときには、即、椅子の上に飛び乗り奥さんを呼び、退治してもらっていましたし、寝室に蛾が出たときには、即、つま先から髪の毛まで隠れるように布団をかぶり、奥さんを呼び、退治してもらっていました。
このエピソードを書きながら思うのは、よく離婚されていないなということと、彼氏・彼女の関係だったら振られてたかもしれないなということです。
また、上記のエピソードは結婚してからのことですが、実家暮らしの時のエピソードも紹介します。
実家はマンションで、エレベーターを使っていたのですが、よく、エレベーター内に大きめの蛾やセミが入り込んでいることがありました…。しかも、腹立つことに、扉が閉まってから「ん~~~!」と伸びをして天井見上げた時に、張り付いていることが分かって、目と目があった瞬間に飛び回ったりするんですよ…。かなりスレスレを飛んでくるし、逃げられないしでマジで地獄。
エピソードを思い出しながら書いていたら、最悪な思い出を思い出しました。
ありがとうございます。
そう、あれは、実家暮らしの時。マンション1階の廊下を歩いていると、何かが腕目掛けてボトっと落ちてきたのね。だから、瞬間的に右脳と左脳が驚異的な計算を開始。スーパーコンピューターよりも早い速度だと思うけど、弾き出した回答としては「何らかの中サイズの虫が腕に乗った」だったのね。だから、己の肩が外れるかと思うほどに、腕をブンってしたわけ。多分、あの時ボール持ってたら160キロは出てたかな。
そしたらね、それは飛んでったんだけど、
「それ=ゴキブリ」だったのね。
もう、ね。
10秒間ぐらい、無表情で、何もなかったかのように歩いた後に、猛烈な鳥肌が立って、居ても立っても居られなくてマミィ(母親)に電話して「ヤバいヤバいあはっ。ヤバい!!ああああああああああ!」って。
そしたら母親も「何?どうしたの!?」と、明らかに、これでもかと動揺している息子の声を聞いて心配してくれたわけ
んで「ゴキブリが!ゴキブリあはっ。ゴキブリが腕に乗った!腕!腕が!ああああああああ!!」
っていったわけ。
そしたら母親も「なんだそんなことか」って心配した時間を返せみたいに言ってくるわけ。
あの時の体験は、今でも鮮明に思い出せる…。
今日寝れるかなぁ…。
という感じで、思い出しつつエピソードを書いていっているんですが、本当に腐るほどあります。母親は虫嫌いではなくて、むしろ好きな方(父親は虫に無関心)。だから、虫嫌いは遺伝ではないんですよね。
僕が虫嫌いなのは、もしかしたら…トラウマが原因かも。そう、あれは、母親が僕にトンボを見せてあげようと、捕まえようとしたとき。
トンボの目の前で指をくるくるさせて「えいっ」て手で掴んだ瞬間、クシャっと聞こえちゃいけない周波数と共に、トンボがフラフラになって飛んでったんだよね…。あれは、中々見難い光景でした…
そんな、山の中の妙にサイズアップしてる蟻、バッタ、テントウムシなど、視界に入ってくるし飛ぶような虫全般がキモ過ぎて嫌いな僕が、生物多様性の畑をやれているのか?また、虫嫌いは慣れるのか?などを次章でお伝えしていきます。
畑生活してればそこまで…は間違い?!
さて、極度に虫嫌いな僕が、何で畑をやり出したのか?まぁ、普通に考えれば狂ってますよね。ただ、それ以上に、普段のサラリーマン生活のストレスから逃れて土を触っていたかったのかもしれません…。
本当の理由は別の機会で説明していこうと思いますが、畑生活を始めて早や2年ほど経過して、明らかに虫と接する機会が増えた僕。慣れることはできたのか?!というと…
畑生活2年目でも虫嫌いの克服できておらず、畑で声を出しながら、ビビりながら作業する日々です。
特に辛い体験だったのは…とうもろこしの間引き(1本のとうもろこしに栄養を集めるため、大きいとうもろこし以外をとっちゃう作業)の時。
忘れもしない。
とうもろこしの葉っぱにびっっっっっっしりと引っ付いているカメムシたちのまぁ、気持ちが悪いこと。
しかも、100歩譲って存在を認めたとして、交尾している最中だったんだよね。
こんだけ沸いている状態で、まだ数を増やす気か、と。
食の供給が追い付かなくなるぞ、と。
しかも、1000歩譲って、一児の父として交尾を認めたとして、メッチャ臭いんだよね。
沢山いるから余計にだろうけど、とうもろこしを間引きするたびに飛び立ちながら強烈な臭いを残していく。
鼻がもげる…というか鼻の中にいるんじゃない?ってレベル。
これが、道端の雑草であれば無視できるんですが、精魂込めて自分たちで作ったとうもろこしですから、無視するわけにもいかず、嗚咽にも似た感覚と闘いながら一本ずつ間引きをしました。僕だけかもしれませんが、ああいうときって、キモイからみたくなくて、なるべく見ずに作業すればいいのに、怖いからか、探しちゃって、見つけちゃって、結局嗚咽にも似た感覚を味わうんですよね。
書いてて改めて思い出しましたけど、カメムシ嫌いです…
僕たちのグループ名はかめしめです。カメムシではないです。
余談ですが、何でカメムシは洗濯物に紛れ込むんでしょう?日常生活上、カメムシに一番関わってほしくないところに関わってくるのは、奴らの脳が人よりも優れているということでしょうか…。
まぁ、この内容からわかるように、2年経った今でも、虫嫌いは克服できていません。農業やるうえでは致命的でしょう。ちなみに、相方のひろやも虫嫌いで、「うわっ!きんもっ!!」と畑で叫ぶぐらいだから、2人合わせて致命的と言えるでしょう。
ただ、1つ、克服はできていないけど自信をもって、胸を張って言えることとして、畑の虫はあまりに多すぎて、ある一定以上の大きさでないと、もはや虫として認識しなくなりました。
小さめの蛾とかは飛んでいってもいちいち「うわぁ」とはなっていないです
毎回「うわぁ」ってなってたら、早死にすると思います。
まぁでも、自分の方目掛けて飛んできたり、ぶつかってきたら「うわぁ」ってなるので、このまま畑続けてたら、早死にするかもしれません。
まとめ。虫嫌いが虫に慣れるまでにはかなりの年月が必要
この機会に父親に教えてもらいましたが、幼稚園の頃なんかは、僕もセミ採りしに行ってたみたいです。ただ、いつのころからか、嫌いになっていたとのこと。
親や周りに根っからの虫嫌いがいない環境下でなぜそうなってしまったのかは分かりませんが、言えるのは、二十数年間嫌いだったものを克服するのにはかなりの年月必要です。
ただ、僕の場合、今0歳の息子がいます。
最近妄想するのですが、息子が少し先の将来、たれた鼻水をシャツで拭いながら「おとーたん、しぇみちゅかまえにこ」とか愛くるしい笑顔で言ってきたとして
「セミ嫌いだからお母さんと行ってきて」
そんなこと言おうものなら、将来、父の言うことを聞かない息子になることでしょう。
「よっしゃ、捕まえに行こう!今晩のおかずにしちゃうかな?!」
ぐらい言える父でありたいと切に願っているわけです。
だから、今後も畑生活をしていき、目に見えるサイズの虫でも気にならないほどに、また、家にゴキブリや蛾が出たときも奥さんを呼ぶことなく、追い出すことができる、そんな一児の父になれるよう、頑張ります。
あ、最後に、もし、農家に嫁ぐことになったり、農家を始めたいけど僕と同じで虫が嫌いな方は、虫除けスプレーをつけてから行ってみることをお勧めします。触れてるのが雑草なのか虫なのかよくわからず、効いているかどうか全く分かりませんが、無駄に自信がつくことは保証します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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