【朝早すぎ】農業を始めてつらかったこと

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こんにちわ。髭が似合うとよく言われ…たいけど言われない28歳。サラリーマン兼農家のかめしめのひろやです。

サラリーマンとして9年間。辛い社畜を続けてきた私は、ある程度の事は いやもうむしろどんなことが起きようとも どんな環境におかれようとも 何も感じることもなくすべて耐えられるんじゃないかと思っていました。

しかしながら今、農業という仕事を始めてみてかなりの辛さを感じています。体力的にも。知識的にも。予定通りにいかないストレス的にも。自然という大きな壁にぶちあたりまくっています。

これほどまでに精神をドMに転換しないとやっていけない職業があったなんて…。

というわけで今回は、私が農業をやってみた上で辛いと感じた部分を紹介していきたいと思います!

①自然に影響される仕事なのよ

農家のお仕事は当然のことですが、自然に影響されまくるわけですよ。
雨が降り続けたら土がべちょべちょで作業が進めれません。
それでも畑に行って植えた作物が無事か、虫に食われちゃいないか、倒れてないかを確認していかなければなりません。膝から下はべっちょべっちょです。梅雨の時期は地獄のような辛さです。

晴れが続いたら土が硬すぎて作業が進みません。土が石のように固くなっていて機械が壊れるときもあります。カチカチの土は砕いてもサラサラになるだけ…。水をまきながらじゃないと畝すら作れません。
晴れでも雨でもダメとか辛すぎません?笑

そんでもって雑草は生育具合に少しの差はあれどどんな天候でも生え続けてきます。
ってことでどんな天候の時でも抜くか刈るか枯らすか何かしろの対応しないといけません。

雨・晴れ・雑草刈りがうまいペースで組み合わないと効率的に作業が進めることは不可能…。
仕事を始める前段階でこれってきつすぎでしょ。笑

②農家の朝はめちゃくちゃ早い

農家の朝は信じられないくらいはやいです。

「明日の朝早めに畑集合しよっか~。」

「わかりました。8時でいいですか?」

「遅すぎるよ。6時だよ。5時とかでもいいけど。」

6時!?つら…」

サラリーマンで甘やかされた私は
普段起きる時間よりも早い集合時間を聞いただけで絶望を感じました。

なぜそんなに早く作業を始めるのかというと、日光が最強すぎるからです。
日光は人間の皮膚をいとも容易く火傷させます。日焼けでしょ…?って思うかもしれませんが重度の日焼けはマジで火傷となんら変わりません。

以前炎天下の中4時間以上上半身裸でいた私は、全身ただれてるかのような赤さ、服を着ることのできない痛みに見舞われ、眠ることのできない辛さを味わいました。

なので夏場の作業は5~6時ごろ開始の10時ごろまでが限界。11時以降もやる場合は二人以上でやらないと熱中症で倒れた時に誰も助けてくれません。年に何人か畑での熱中症で死んでいます。一人で炎天下の中作業するのだけは絶対にやめましょう。

③農作物の単価は安い

もしスーパーに1個1000円のにんにくがあったら買いますか?
買わないですよね。でも労力的には1個作るのに『土台を作って種を植えて成長を見守り肥料をあげて虫や菌の対策をして収穫して乾燥させて出荷させる』という工程を9か月間もかけて達成させてできたのがスーパーに売っているにんにくなんですよ。

メロンやスイカなどの作物は単価が高い方ですが、キャベツやレタスや白菜など多くの野菜ははこれだけ大変な中作っても、市場で売っている野菜の価格をみてもらえばわかるとおり薄利多売の商売…。

同じ作物で単価を上げるためには品種改良など、単価アップに見合わないほどの労力が必要ですし、ネットやSNSで有名になる、観光農園を経営する、などの「作物を育てる」という部分とは違う知識やスキルが必要になってきます。

個人でそれらを達成するのはなかなか厳しいこともあり、商売として考えるとお金持ちになるのを目指して始めると、なかなか辛く厳しい仕事だなと感じています。

④虫さんが腐るほどいる。

右をみればカナブン。左を見れば蛾の幼虫。下を見ればみみず。上をみれば帽子にトンボ。
「虫いやああああああああ」と叫んで走り続けても、走った先にもまだまだ虫はいます。

私はなかなかの虫嫌い。
慣れてきたとはいえ虫は気持ち悪いです。
腕に小さなみみずのような糸のような虫が数匹からみついていた時や、髪の毛を手櫛でもちあげたら手と髪の中でカナブンが「バッチババチバッチッブチュリュル」と飛び回り潰れた時にはさすがに悲鳴を上げました。

逆に言えばそれほどの事態でなければ叫ばなくても良いレベルまで慣れてきているということですが、虫さんが元気に飛び回っている日は辛いなぁって感じです。

⑤体力が悲鳴をあげる

体力仕事なんだから当たり前じゃんと言われるかもしれませんが、想像を絶していました。

炎天下の中、朝6時から肉体労働を始めるわけです。
忙しいときは一日の作業時間が10時間近くいくことなんてざらにでてきます。
サラリーマンとして介護職を続けてきた私は、夜勤などで続けて18時間近く労働することもあるため体力には自信がありました。
しかしながらそんなものとは比にならないくらいの筋力と体力を求められます。

10~20キロの肥料や薬剤を背中に担ぎながら土の上を歩き続け。
エンジンを積んだ草刈り機を使うときは体を振りながら土の上を歩き続け。
マルチシートを張るときは土をスコップで掘りながら歩き続け。

1,2時間やるだけで倒れるような労働を10時間近くやるわけです。なかなかのハードワーク。辛すぎて天に昇れます☆

⑥まとめ

今回は農業を始めてみて私が実際に感じた辛かったことをいくつかまとめてみました。

農業には実際に始めてみないとわからない辛さがこんな感じでいろいろあります。
これから農業を始めたい、サラリーマンを辞めて農業で食っていきたい。と思っている人の参考になればと思い執筆させて頂きました!

ちなみに私は農業、大大大好きです。

辛いことはたくさんありますが農業でしか経験できない良い事もめちゃくちゃありますから。なんか記事自体はもの凄い農業嫌いなやつが書いた記事みたいになっちゃいましたが。笑

次は農業を始めてよかったことを記事にしようかな…笑

最後まで閲覧ありがとうございました!!

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