どうも、貸してたお金が返ってくるとなぜか特した気分になるサラリーマン(カチャカチャ系)兼業農家のかめしめのしょーきです。
今回は、IT系のサラリーマンである僕が、農業をやりながら利用している、生産性を底上げしてくれるアプリを3つ紹介していければと思います。1人で農作業されている方も複数人でされている方も使えるアプリなので、是非参考にして見てください。
文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。
Googleスプレッドシート
いきなりですが、まず最初に紹介するのはGoogleスプレッドシート。
超有名アプリなので知っている方も多いかと思うのですが、一言でイメージしてもらうなら、Microsoft社のExcelに近い表計算ソフトです。
「じゃあExcelでいいじゃん」
と思うかもしれませんが、もちろん、Excelでも良いです。
ただ、お勧めしたい理由は…
まさかの無料
Office(ExcelやOutlookの集合体)の場合、約一万円で買い切りとか、毎月数百円のクラウド版とか…兎にも角にもお金が発生してしまいます。
しかしこちらのGoogleが提供するGoogleスプレッドシートは、まさかの無料で使えるんです。
皆様も、「4万円?!このパソコン安い!。あー…、でもOffice込だと5万円か…」的な、Officeが財布の紐を閉めてしまう経験があるのでは?
でも、この記事を知ってからはご安心ください。
Googleスプレッドシートは無料です。
目的がOfficeのExcelだけなら、これからはOffice無しのパソコンをご購入頂いても問題無かと思います!
見劣りしない多機能
例え無料だとしても、安かろう悪かろうじゃ魅力に欠けるってもんです。
しかし、年間売上高1368億ドル(日本円で約13兆)の会社は無料で最善を提供してくれてまして…
Excelで使う基本的な関数(例:SUM(合計)、TODAY(日付))は一通り使えます。
そして、写真や画像も掲載できるだけでなく、リアルタイムかつ共同で編集が可能。
さらに、スマホでもアプリを取れば編集可能(操作性は劣る)。
さらにさらに、編集履歴(バックアップ)が細かく取られるため、操作ミスでも大概もとに戻せる。
ここまでの内容でも無料の癖して十二分過ぎる機能ですが、まだありまして…
Excelを取り込めるため、.xlsxのようにExcelの拡張子で送付されたファイルも難なく編集(読み込ませてExcelの拡張子で書き出す)が可能。
また、PDFファイルとして書き出すことが可能なので、パソコン操作に不慣れな方へ内容だけ共有したいときも、比較的簡単に共有可能なんです。
Googleスプレッドシート活用術
上記機能が備わっていることを受け、実際に僕とひろやが農業でどのような使い方をしているかと言いますと…
①それぞれで発生した支出や収益の計算
“いつ・なにに・いくら使ったorいくら貰った・誰が”を書くことで、どちらかが払いすぎたり、どちらかが貰いすぎたりすることが無いよう調整しています。
信頼があってからこそ成り立つ仕掛けですが、一度書いておけば計算も一瞬で楽なので、信頼できるパートナーと組んでいるなら、活用してみてください。
②会議
人間の脳は凄いと言われていますが、よっぽど意識していないと数分前に言ったことすら忘れてしまうほどの物。
そんな脳にだけ任せて議論するのは危なっかしくてたまらないってことで、僕とひろやは会議するときもGoogleスプレッドシートを使います。
今、決めなくてはいけないことは何があるのか?それはいつまでに決めないといけないのか?決めようとした結果、決まったのか?課題が見つかったのか?
これらの疑問は全て文字に起こすことで、脳の無駄な消費が抑えられるってもんです。
さらに、Googleスプレッドシートの場合はExcelと同じくマス(セル)ごとに色付けも可能なので、誰の分担なのか?ってことも一目瞭然にしてくれるんです。
③計画や振り返り
前述の通り、Googleスプレッドシートには画像や写真を追加できるので、多くの方がパッと見でやりたいこととかが文字だけの時より脳に入ってきやすいんです。
その特性を活かして僕とひろやは、今後の計画、反省、対策などを表のようにまとめていっています。
僕たちは2人合わせても偏差値が70以下からなのか、物忘れが激しいため、このように細やかにメモを取り合い、Googleスプレッドシート資料を更新することで、互いの認識を揃えているんです。
Googlekeep
続いて紹介したいのもGoogleアプリのGoogleKeepです。
こちらも超有名アプリなので知っている方も多いかと思うのですが、一言でイメージしてもらうなら、メモ帳です。
「え…メモ帳…いる?」
と思った方、入れておいた方が確実に良いです。
お勧めしたい理由は…
普通に無料
先ほどのGoogleスプレッドシートも無料だったから薄々想像していた方もおられるかもしれませんが、世界のGoogle様はGoogleKeepも無料で提供してくれます。
「メモ帳と同じならWindowsでも使えるんだから、無料は当たり前でしょ」
ってなる方に、シンプルな操作を極めたGoogleKeepの凄さを紹介します。
思いつきを、あっという間に記録
スマホ時代で何当たり前なことを言っているんだと思うかもしれませんが、GoogleKeepはこの当たり前に特化しているからこそ価値があります。
例えばスマホアプリのGoogleKeepは、スマホ起動後3秒でメモできる状態になります。
思いつきのアイデアや見た感想をこのスピード感でメモできることが、GoogleKeepの一番の強みです。
また、ノートとペンを持ち歩くより邪魔にならないスマホで、かつ、音声によるメモも可能なため、農作業中であってもノンストレスでメモできるのです。
また、GoogleKeep上にメモした内容はもちろんパソコン上で閲覧可能なので、農作業中に思いついたことはスマホでメモして、後程、パソコン上で見返してまとめられるっていうありがたさもあります。
スマホアプリの操作性が抜群
最初に紹介させて頂いたGoogleスプレッドシートは、スマホアプリの操作性はハッキリ言って良くないです。
表計算ソフトである以上、スマホでの操作には限界があるってことかと思うんですが…
農作業中にGoogleスプレッドシートアプリに情報を残してと言われたら、一つ一つの反応(入力文字が反映/マス(セル)の選択)が遅いだけじゃなく、文字の入力時に他の情報が見にくいため、時間がかかって仕方ないです。
その点GoogleKeepアプリは、LINEみたいにストレスなく文字入力できるし、既にメモした内容を見ながら入力できるので操作性が非常に高いんです。
ちなみに、僕の具体的なGoogleKeep活用術ですが、思い付きや新発見のときにメモるのはモチロンのこと。その他にもYoutube動画で読み上げる原稿を作るのにも利用しています。
本来であれば文字の入力が容易なパソコンを使い原稿を書いた方が時短になるんですが、普段からパソコンを持ち歩くわけにもいかないので、空き時間にスマホで原稿を作成して、帰宅後にパソコンで整理するようにしているんです。
皆さんも農作業で困っていることや、決めたいことなどあれば、思いついたときに5秒以内で書き込めるGoogleKeepアプリを使い、頭の中の整理に役立ててみてください。
Googleマップ
最後に紹介したいのもGoogleアプリであるGoogleマップ。(決してGoogle宣伝隊とかではないです)
こちらも超有名アプリなので知っている方も多いかと思うのですが、一言でイメージしてもらうなら、地図帳です。
こちらをお勧めしたい理由は…
当たり前に無料
説明省きます。素敵です、Googleさん。
面積が結構正確に測れる
Googleマップと言うと、ナビに活用している方が多いと思うんですが、農業で最初に調査すべき、農地の面積を調べることにも活用できます。
実際に僕とひろやも農業の師匠から「この農地、使っていいよ」って言われたときに、「大体これぐらいは栽培できるんじゃないかなぁ…(願望)」って感じで、不正確な話し合いしかできなかったんです。
さらに農地ってピンきりだけど基本的にはメチャでかいから、30cmモノサシ的なもので頑張って測ってみても途中で斜めってた…って感じで正確に測りにくいんです。
業務用のメジャー持っていれば関係無かもですが、僕はより安価で確実な方法として、Googleマップをオススメしたいです。
使い方はすごく簡単で、
①Googleマップで対象の農地の住所を検索
②適当な場所で右クリック→距離を測定
③測りたいところの始点と終点をクリック
ってだけ。
農地面積が変わることはあんまりないので、農地を借りれたらすぐに測定してみて頂ければと思います。
ただ、注意点として。
影ばかりで使えないとか、水はけが悪くて使えないっていうところは実際の現場でしか分からないので、Googleマップだけの情報で栽培可能な面積を求めるのは危険なためご注意を!
こんな感じで今回は、僕が農業の生産性を底上げしてくれると考えるアプリを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
皆様もお気に入りのアプリがあればコメント欄で紹介して頂ければと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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