どうも、在宅ワークが主流で髭を剃るのが億劫になっている、サラリーマン(カチャカチャ系)兼業農家のかめしめのしょーきです。
今回は、モテ期というモテ期を味わってこなかった僕が、農業をやって初めて、メスの蚊からストーカーまがいでモテるようになったため、寄せ付けないための対策方法を全力で検討&実践してきたため、その結果を紹介します。僕と同じく蚊からの猛烈アタックに困っている方は是非最後までご覧ください。
文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。
1.農業で思い知らされる蚊への憎悪
一番嫌いな虫は何?と聞かれたら、ゴキブリだと回答する方は多いのではないでしょうか。
僕も肩に落ちて素手で追っ払ったのがゴキブリだった以来、ゴキブリが一番嫌いな虫でした。
しかし、今は蚊が一番嫌いと答える自信があります。
なぜなら、ゴキブリは視覚への不快度数が高いですが、基本は近づいてこないためあまり害はないのです。
対する蚊は、チラチラと視界に入るから視覚が不快ってだけでなく、痒くなるから触覚も不快だし、耳元で飛ぶから聴覚も不快という、不快の三拍子が揃った珍しい虫なのです。
嫌いだからこそインターネットでとことん生態を調べてみたところ、どうやら痒くなる理由としては、血を吸う前に体内に唾液を入れてくることで、アレルギー反応が起きて痒くなるとのこと。唾液って聞くと更に不快度がアップです…。
また嫌がらせかの如く耳元で飛ぶ理由は、僕たちの呼吸から排出されるCo2や体温に反応して近づいてくるみたいなので、どうしても呼吸している鼻や口元周りに飛んできやすいからかもしれません。
そんな蚊に対し、なぜインターネットで調べるほどまで憎悪が沸いているのか?と言うと、僕が農作業を行っている畑近くの倉庫にて、数百を軽く超える量の蚊が沸いてきて、とてもじゃないけど作業にならないからなのです。
「数百?盛り過ぎじゃね?」
と思うなかれ。
倉庫の隣が森林地帯で水捌けが超絶に悪いため、蚊の幼虫であるボウフラが大量…超大量に発生することで、視界から消えるタイミングがないのでは?と思ってしまうほどに大群の蚊が誕生する訳なのです。
…とは言っても、僕も兼業と言えど立派な農家の端くれ。
蚊ごときにピーピーわめいてたまるかよ。と、蚊に埋もれてにんにくの仕分け作業をしていました。
しかし、数分ほどでギブアップ。
それだけの数の蚊を前にすると、視界内の蚊の行き来によるチラつきや、耳近くに飛んでくる蚊のフゥゥゥウゥンという音によって、痒さうんぬんより視覚や聴覚面で我慢できなくなるほど気持ち悪くなり、作業を中断させられてしまったのです…。
ただ、作業できない=お金にもならない=生活できないのは流石にまずいってことで、蚊がいても農作業が中断しないための様々な対策方法を考えてみたため、次章で紹介していきます。
2.ムカつく蚊への対策アレコレ考えてみた
次回こそ作業を中断されないよう、考えられる5つの対策を検討してみたため紹介します。
①とにかく、倒しまくる
この方法は実にシンプルかつ確実。
例えば蚊が耳元を飛んで眠りに就けないときは、布団を被って凌ぐのではなく明かりをつけ手でプチっと倒すのが熟睡への最短解。
そう、いくら相手が多くても生物である以上、無限なんてのは有り得るはずはなく、倒した蚊は二度と起き上がってこないのだから、気力が続く限り倒し続ければいつかはいなくなるのです。
そのため、まず真っ先に思い立った蚊への対策が”とにかく、倒しまくる”と言う案でした。
②同色による同化
僕たちは、先祖が作り上げた土台の上に生きています。
現代では毒を持つと知られる食材であっても、我らの先祖が実際にそれを試してくれたからこそ…そして、その検証を知として残してくれたからこそ、僕たちはそれを知り避けれているのです。
一体全体何が言いたいのかというと、周りからどれだけ”あいつはバカだ”と思われたとしても、実際にやってみることがすこぶる重要っていうこと。
そこで僕が2つ目に思いついた内容が、蚊の色である”黒色”になり切ることで”仲間”と誤認させて血を吸わせない作戦です。
③一部始終を見続ける
僕たち人間は”ジッ”と見続けられたら凄く不快に感じますよね。
僕もレジで財布から小銭を出す時や、下に置かれた小銭を取る際、何故だか妙に変な緊張感に包みこまれ、若干手が震えることもあります。
また、何かプレゼンするときも、何だか聴講者からジッと見られているような気がして、頭を掻く動作一つに関してもやけに意識してしまいます。
ジッと見られてるかもしれない!!と思うだけで、人は行動に制限がかかってしまうものです。
それはどんな生物でも同じことじゃないのか?と思ったため、3つ目に思いついた内容が”皮膚に止まる→唾液を挿入する→血を吸う”の一部始終を”ジッ”と見続けるとしました。
④音による除外
インターネットで調べたところ、蚊にも聴覚が備わっており、一定の蚊が嫌がる周波数を出すことでいなくなるとのこと。
…本当に人の英知は素晴らしい。
ってことで、スマホのアプリを検索したところ”超音波バリア”と呼ばれる無料で超音波を発し、蚊を遠ざけてくれるアプリを入手できたのです。
実際に家で使ってみましたが、僕にはその超音波が聞こえなかったため、蚊だけを遠ざけることができるようになる可能性が無料で手に入ったのはかなり嬉しいことでした。
そこで4つ目の対策として”超音波バリア”を使うこととしました。
⑤蚊取り線香
夏の風物詩として定着した蚊取り線香。
商品名が”蚊を取る”という、ひねりも何もないだけに、製作者がいかに蚊が嫌いだったかが伝わります。
そして、この名前だからこそ安心して蚊の対策の最終手段として任せることができます。
①~④の対策で終われば良いのですが、どれも効かなかった場合、最終的にはこの兵器を使おうと思い、5つ目の対策として蚊取り線香を入れました。
…ってな感じで、蚊に対する対策方法を5つ考えた僕ですが、実際にどういった効果があったのか?を次章で紹介していきます。
3.ムカつく蚊への対策アレコレをやってみた
計画を立てたら実行して検証するのがサラリーマンの常。
①とにかく、倒しまくる
②同色による同化
③一部始終を見続ける
④音による除外
⑤蚊取り線香
まとめると上記のようになったので、一つずつどうだったのか?を紹介します。
①とにかく、倒しまくるの効果
シンプルで確実なこの案でしたが、50匹を倒したあたりから
“あれ、俺、何しに来たんだっけ”
なってしまいました。
その後もただただ倒しまくっていると、進撃の巨人の巨人側はこんな気持ちなのかなぁと思い集中できたタイミングもありましたが、目の前で同種が倒されまくってるにも関わらず、相も変わらず、気にせず突っ込んでくる蚊たちに嫌気がさし、76匹でギブアップしました。
分かったこととして、この作戦は身体を動かしてCo2を巻き散らすことから、余計に蚊を呼ぶことになってしまっているということでした。
また、途中からたった数滴の血を与えることすら拒み、その相手を再起不能にするまで倒すなんて、自分はなんて心が狭く、残酷非道な人間なんだ…と思えなくもないので、精神的にもよく無かもです。
②同色による同化の効果
この対策案を思い立ったあの日、”もしかしたらこれはいけるんじゃないか?”と思った僕がバカでした。
恐らく、ロング缶(500ml)のビールを2本空けたせいだからと思いますが、蚊はCo2や温度を感知して寄ってくるわけなので、同色にしたところで全く意味はありませんでした。
③一部始終を見続ける
この対策案を思い立ったあの日、”もしかしたらこれはいけるんじゃないか?”と思った僕がバカでした。
恐らく、ロング缶(500ml)のビールを2本空けたせいだからと思いますが、皮膚に止まって血を吸う蚊をジッと見続けたところで、みるみるうちにお腹がパンパンになって、プルプルと震えながら飛び立っていっただけでした。
④音による除外
今回の”蚊対策”で大分期待を寄せている音による除外対策。
超音波を発することで蚊を寄せ付け無くするだけじゃなく、無料アプリと言う嬉しさ。
使い方も超簡単で、アプリを起動して蚊のアイコンをタップすれば、超音波が出るとのこと。
使い勝手もよく、実行中も僕は何も感じないから蚊だけを除去できる可能性がある優れもの。
しかし、実際の効果はどうだったのか?と言いますと、相当微妙。
蚊の種類にも効く効かないがあるのかもしれませんが、飛んでる蚊に近づけても構わず突っ込んでくるし、音量MAXにしても離れていっている気配は全く感じられませんでした。
と言うことで、森林に湧いて出る蚊に対しては、超音波バリアアプリは効かないという残念な結果になりました。
⑤蚊取り線香
こんな感じで①~④を実験した僕は、蚊のことを”大嫌い”→”凄く大嫌い”に進化したこともあり、安い蚊取り線香じゃなくて本気対策用の蚊取り線香(1,580円)を購入してきました。
この金額…正直かなり高いなとは思いますが、確実に葬り去るためには致し方ありません。
そしてその効果ですが、やっぱり別物。
着火後数分で、だいぶ蚊はいなくなりました。
ただ、いなくなったとは言ってもましになった程度でして、写真で見て頂くと分かりやすいように、煙なので風向きによって効果が全く得られないことも…。
煙の威力は凄まじいので自分を中心に4か所配置すれば無敵ですが、出費半端ないし、そこまでやると僕まで倒されかねないので断念しました。
⑥番外編~肌を露出させない+α~が最強でした
①~⑤の対策を全てやり終えて思った結論、肌を露出させない+ワイヤレスイヤホンが蚊対策としては最適解だということが分かったので紹介させてください。
長袖長ズボン長靴に手袋、さらに首元まで覆える帽子(パーカーでも代用可能)に眼鏡にマスク。
後、絶対忘れてはならないのがワイヤレスイヤホン。
この組み合わせが手に入れば、蚊取り線香とかもいらず、蚊対策は万全と言えます。
なぜワイヤレスイヤホンが必要なのか?と言いますと、どれだけ露出を減らして蚊に吸わせる隙間をなくしたとしても、耳元に飛んできてあの不快音がするとどうしても集中が途切れるため、ワイヤレスイヤホンをしておくことで一切気にならなくなるのです。
実際僕も着込んでにんにくの仕分け作業をやってみたのですが、腰を曲げたときに背中が露出してそこを狙われる以外、蚊によって集中が途切れることは一切なくなったのです。
そのため皆様には、背中部分が長くてなるべく分厚い素材の服をお勧めします!
こんな感じで、大量の蚊の退治方法を検討した結果、退治するのではなく、回避するという結論が最適解になったわけですが、いかがでしたでしょうか。
蚊が大量に沸く季節、野外の森林スポットに行くときは、楽しい体験を鈍らせられないためにも完璧に隙間を作らない恰好で行くことを激しくお勧めします。
ちなみに、お家での蚊対策はおすだけノーマットで問題ありませんでした。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
コメント