【参戦】兼業で農業を始めるために必要なこととは

農業
スポンサーリンク

どうも、ダイエット開始1カ月経過して約5kg減った男、サラリーマン兼農家のかめしめのしょーきです。

今回は、サラリーマン兼業農家の僕たちが、兼業で農業をするためにどんな苦労をしてきたのか?また、今後兼業でも農業をしていきたい!と考えている方に、農業を始めるための近道となる道筋を…最短の道筋を紹介できればと思っています。

文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。

Youtube動画

ハードル高め!新参者に厳しい農業の世界とは

ロケットを体で止める男

農業と聞くとどこか「簡単に始められるっしょ」と思いがちではないでしょうか。

その考え、実は、大間違いなんです!!!

家庭菜園としてやる分には、自宅に植木鉢とか買って育てれば良いですが、もっと本格的に農地で作物を育てていきたい場合、まず、最初の難関である農地を手に入れなければいけないし、農地が手に入っても続いての難関である農機具を揃えるってのが結構にしてハードルが高いんです。

僕たちの場合で説明すると、最初の難関の農地は、JAや市役所を巡ってことごとく断られた結果、市民菜園で60㎡の土地を手に入れることに。ただ、もっと大きい農地で作物を育てたいという熱い気持ちが無くならず、市民菜園で育てるかたわら、様々な人と出会った結果、ようやく農地を借りることができるようになったという感じです。(次の章でもっと詳細に説明します)

ただ、続いての難関の農機具ってのがかなり厄介でした…。

働き盛りの30代に近づく僕たちだとしても、無限に動けるわけではなく、人並み以下に限界がありまして。効率よく楽をするためには農機具が必要不可欠なんですね。
実際にやってみると痛感しますが、スコップで土を掘ると手で掘るよりも遥かに効率良いですし、耕運機で土を掘るとスコップで掘るよりも遥かに効率が良いんですよ。本当に感動するレベル。

ただ、金…MONEY…農機具は超高級品。

スコップ1つなら数千円ですが、耕運機は数十万円。トラクターなら数百万円です。
さらに、農業は土を掘るだけではなく、余分な草をなくしたり、種を植えたり、マルチを張ったり…様々な腰を痛める要素を詰めた職種で、それぞれの内容に対して「お金で楽にしてあげるお(ハート)」的な物が存在するんですね。ただ、それが前述の通りメチャクチャ高い。

僕たちの師匠は、需要と供給のバランスの関係でどうしても高くなってしまうと教えてくれましたが、それは確かにその通りで、あらゆる人々が農業をやっていれば安くなるのでしょうが、農業人口は年々減少傾向。それに比例するかのように高くなってしまうんですよね…。

背中に肥料を背負い、少し体を斜めにしながら手元のホースから肥料を出していく超アナログな物でさえ数万円すると聞かされた時は、非常に驚きました。。

ちなみに、全自動トラクター(人がいらない)は一千万円以上します♪(僕が世代交代してようやく手に入るかも♪)

こんな感じで、農業って新参者には結構厳しいんですね。

「じゃあどうやって君たち、かめしめは農業を始めたんだい?」

って思いますよね。
はい、次の章で詳しく説明していきます!

僕たちが農業を始められるようになるまで

分かったふりPart1

では、タイトルの通りですが、どうやって僕たちが難題を解決して農業を始めることができるようになったのか?紹介していきます!

まず、僕たちは前述の通り、サラリーマン兼農家のかめしめです。
そもそもがサラリーマンをやりながら農業をやることが必須条件でした。
(僕たちそれぞれに家庭があるので、勝手な行動は家族が許さないってもんです)

そこで、必須条件を抱え、最初の難関、農地を借りることを始めました。

最初に我らが農業協同組合であるJAに足を運びました。

しかし、結果は惨敗。勇気を出して踏み切った一歩でしたが、農地の貸し借りは行っていないとのことで、特に連絡先も交換することもなく、収穫は0でした…。

諦めることなく、続いて市役所に足を運んだのですが、またもや結果は…ダメ。

市区町村によって変わるかも?ですが、僕たちの場合は農地を借りるに前提条件(兼業NG・農業大学校卒業者・営農計画書が必要など)がいくつかあり、それらをクリアしても借りられる農地面積には限りがあり(999㎡まで)、数年実績を積んだ後で、ようやくある程度大きな農地を借りられるような感じでした。

絶望的ですよね。。。すぐに始められると思っていただけに、そりゃまぁ酷く落胆しましたわ。

まぁ、聞くところによると、ある程度実績や信頼がないと、すぐに投げ出す人が多いからみたいなんですけどね…。

そこで僕たちは一旦、市民菜園を60㎡借りることにしたのですが、やはり、広い農地が欲しいということで再び行動開始。

荒れ果てて、雑草すら生えていない場所であれば借りられる!となり、そこに決めかけたその時…「二人合わせてヤンマーだ!君と僕とでヤンマーだ!」で有名なヤンマーの社員の方から今の師匠を紹介して頂き、土地を借りられるようになったんですね。諦めずに行動し続けて本当に良かったです。

そして、次の難題である農機具についても、土地を貸してくれている師匠が様々な物(なんとトラクターまで!)を貸して頂けていることで、非常に効率よく動くことができているんですね。

1人の師匠との出会いにより、第一の難題だけでなく、第二の難題を解決した僕たちはよっぽど恵まれている状態なため、あまり参考にならないケースかもしれませんが、次の章では兼業の方にお勧めする最短農業実施ルートをご紹介していければと思います。

僕のお勧め最短農業ルート

分かったふりPart2

さぁ、そんな、今までに苦労をしてきた(?)と胸を張って言えるかもしれない僕がお勧めする、農業を始めるための最短ルートを惜しみなく紹介します!

結論、市役所やJAではなく、地域密着型っぽい農業関連の販売店に行くことをお勧めします。

理由は単純で、周辺情報の量が圧倒的で、かつ、真剣にサポートしてくれるからです。

決して市役所やJAの人たちが真剣にサポートしてくれないという訳ではないです。ただ、僕たちが実際に足を運んでみた感想としては、サポートして頂ける気持ちは重々伝わってくるのですが、どうしても組織的なルールとかに縛られてしまい、動きにくいんだろうなぁという印象があったんですね。

そのため、地域密着型の農業関連の販売店に行って相談することをお勧めするのです。僕なりに何で丁寧にサポートしてくれるんだろう?と考えてみましたが、そのサポートした人が農業を始められたら、ほぼ確実にサポートしてくれたお店で買い物をするため、結果、農業関連の販売店も収益が出るということで、丁寧にサポートしてくれるのはある商売でもあるのかなと思っています。

少し補足?になりますが、農地の貸し借りって、結構Win-Winなんですよね。

例えば「農地が荒れないように誰かに使って貰いたいけど、もう歳だし…」っていう方や、「農地はあるけど管理する気はさらさら無いし…」っていう方は少なからずいるんです。

小難しい話をすると、農地の方が固定資産税という税金が優遇されるんですね。なので、地主からしても、放置するよりかは農地として使っておいてほしいところなんですね。

そのため、農業を開始したい!っていう方と農地を使ってほしい!っていう方はそれぞれいて、巡り合えたら完全なWin-Winの関係になれるんですよね。

そして、次の難題である農機具については、レンタルという手段を1つ、頭に入れておいてほしいです。以下のように、農機をレンタルしてくれる会社は結構あります。

農機レンタルについて | 農機レンタル | 株式会社ナカエ
農機のレンタルサービスです!ちょっとした作業のために機械の導入もいいですが、当社の農機レンタルサービスもご検討ください。導入費用やメンテナンスなどコストを大幅に減らす農機のレンタル、機械も大小ございますのでリストにない商品でもお気軽にお問い合わせ下さい。ご来店、もしくは当社配送にて貸し出しいたします。農機レンタルでお悩...

どうしても機材は高価ですので、お財布事情に合わせて新品や中古品、レンタルを活用していってもらうことで損せずに農業を始められるのではないかと思っています。

また、メルカリやジモティーでも安く手に入るので、中古品の場合はそちらをお勧めします。

こんな感じで、兼業で農業を始めるための近道を紹介してきたのですが、いかがでしたでしょうか。少しでも参考になり、農業始めてみよ~!って思う方がいてくれたら幸いです。
※本職を辞めていきなり飛び込むことはお勧めしません

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました