どうも、夢をかなえるゾウ4を読んで頑張ろ!と思っているしょーきです。
どんな食材も鮮度は命と呼べるほどに重要と思います。今回は、サラリーマンと兼業で農業をはじめた僕たちしょーきとひろやのコンビであるかめしめが、初めて手間暇かけて育てた生鮮食品を食べてみた感想を記載していきます。
これから家庭菜園をはじめようか迷っている方などの参考になればと思います!
文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。
丹精込めて作っちゃいます
僕たちが育てたのは粒々の代表格とされる、とうもろこし。
とうもろこしって、上についている花粉が風になびかれたりして、もじゃもじゃのひげにくっつくことで実ができる!そんなことも知らないほど、とうもろこしに対する知識が一切なかった僕たち。
そんな僕たちに立派なとうもろこしの作り方を教えて頂けたのは、知り合いの専業農家の方。本当に1から100まで全てを教えて頂きました。感謝。
僕たちは、元々にんにく農家を目指していたため、とうもろこしは勉強がてら感が強かったのですが、どうせ作るならと、最高の味のとうもろこしを求め、徹底的にこだわりました。
例えば、肥料。
牡蠣の成分が入った石灰に有機の肥料に土やモミガラなどを混ぜて発酵させて作るぼかし肥料などなど。合計3つの肥料を投入して土つくりを実施。
また、雑草の繁殖防止や保湿を目的として、マルチシートを手で地道に貼り、マルチの中には水分を均等に行き渡るようにするための専用ホースを敷きました。
そして、多くの人に味わってもらえるように約200個のとうもろこしの苗を1個ずつマルチシートに穴を開けながら大量の汗と共に植えていったのです。200個ですよ!そりゃもう、凄い量なわけで、相当な時間を費やしたわけで、酷く疲れたわけです。
そんなこんなで大量に植えたので、その後のメンテナンスも非常に大変。害虫を除けるために虫除けのお薬を葉に撒いたり、害虫が繁殖しないように雑草をこまめに除去。そして、受粉させて実が成長してきたところで、200本の間引き(小さめのとうもろこしを取ることで栄養価を大きいとうもろこしに集中させる)を実施。
かなり手間暇かけたため、すくすくと成長しました。とうもろこしって2カ月ほどで急成長するんですよ!知ってました?
そして、ついに、楽しみが止まらない収穫の時を迎えたのです。
収穫してそのまま食べちゃいます
収穫の成果については、【博打!?】梅雨時期のトウモロコシが受けたダメージとはをご覧いただければと思いますが、収穫できたとうもろこしをそのままと塩ゆでと焼きで食べてみることにしました。
まず、そのまま生かじりについては、あまりの興奮に写真を撮り忘れてしまいました…すいません。
ただ、食べた感想としては非常~~~に甘くて、さらにプッチプチ。
あの、ですね。苦労して手間暇かけて育てたから拍車がかかりますが、誇張無に、今まで食べてきたとうもろこしとの違いがハッキリと浮き彫りになりました。と言うより、ですね。同じ名前がついているだけの全く別の食べ物でした。糖度計では、16度ほどの甘いであったとのこと。
続いて、塩ゆで後のとうもろこしを食しました。
調理方法は沸騰した塩水にとうもろこしを入れるだけ。もはや書くだけ無駄なほどにシンプル。
どうです?!この写真から見て、既に美味しいですよね。
ギッシリと綺麗に詰まった実に絵具並みの黄色。マジ(本当)に最高。
このとうもろこしをね、中心部から食らいつく。
すると、口の中に広がるとうもろこし達の粒々。
生で食べたときよりプチプチ感が強まり、これまた糖度が高いために完全フルーツ感覚ドリーマー。
一口、また一口と食べ進めるにつれて歯の隙間に残るとうもろこしの皮。美味しすぎるから気にせずその状態で食べ進めると、簡単に取れるはずだった隙間カスもどんどんと奥に入り込み、食べ終えた後に爪でとろうとしても取れない状態に。近くに爪楊枝や歯間ブラシがあれば良いのですが、無い時のストレスは半端なくかかる。あれ、ムカつきますよね。しかも、そんな日に限って、朝、爪切っちゃってたりして、短いの。ただ、ストレスが溜まる分、ベロとかでごっそり取れた時のストレス発散はストレスが溜まった分より大きい気がする。あれ、僕だけかな?
話がそれましたが、言いたいのは兎にも角にも美味しいということ。
続いて焼きとうもろこしの出番。
調理方法は熱したフライパンに箸を挿したとうもろこしを入れるだけ。もはや先ほどの反省を活かせない自分に腹立たしいほどにシンプル。
見てこのとうもろこし!!良い~~~焦げ目でしょ?
炊き込みご飯でもおこげ部分が好きな人とかいますが、そんな感じ(?)に良いおこげ具合ですよね!
食べてみた感想としては、率直にいまいちでした。
非常に香ばしかったため、食欲は凄くわいて期待できたのですが、プチプチ感や甘みは生や塩ゆでには圧倒的に劣りました。生鮮食品だったので、うまみが焼いて逃げちゃったのかな…?
今回できていないのですが、採れたてのとうもろこしをごはんとバターと混ぜて食べるのも美味しいみたい。メッチャやってみたい…。次回栽培するなら絶対にやります。
今回、生、塩ゆで、焼きと3種類を味わってみた僕は、僕なりの答えを導き出しました…。
どんな食材も、やっぱり鮮度は命
そう、途中で今まで食べてきたとうもろこしと全く違った!と書きましたが、結局、鮮度は健康だけでなく、味覚や食感にとっても命。鮮度が悪ければ悪いだけ、美味しくないことを身をもって理解しました。
「新鮮なうちに食べてもらえれば嫌いな物も絶対に食べれる」と農家さんが言われていましたが、本当にその通りなのでは?と思います。僕も、ウリ科が凄く嫌いですが、採れたての西瓜を頂き、非常に甘みが強く食べきることができました。
※と言っても、西瓜大好きになりました☆彡とはさすがになりませんでしたが…
このブログを読んでくださっている方で、採れたての野菜や果物を食べたことが無い!という方は、是非、一度、味わって頂きたい!
どう味付けするかにこだわるこの時代に産まれたからこそ、どんな味付けも施していない食材本来の旨味に共感して頂ける方が1人でも増えることを願っています。
どこで食べれるの?近くにないんだけど…という方は、僕たちかめしめファームにおいでください。「これ食べたい!」とリクエストしてもらえれば、余裕があれば作ります(サラリーマン兼農家なのでどこまでできるかは期待しないでください☆彡)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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