【副業】兼業農家になるには資金がどれくらい必要?

農業
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はいこんにちわ!「なんでこんなにお金無いんだろ」が毎月末の口癖。サラリーマン兼農家かめしめのひろやです!

最近、サラリーマンをしている友人やこのブログを読んだ方から「サラリーマン兼農家にはどうやってなるの?」「副業で農業したいけど始めるのに結構お金かかるよね?」「自分で作った作物を食べたい!」「土が食べたい。」などなど。(一部変人がおりますがありのままをお届けしています)

サラリーマン兼農家をやってみたい!というお言葉を多数頂くようになりました。

コロナ禍で身体を動かす機会が減ったということもあり、自然に癒される農業に興味を持つ人は増えているようですね。

というわけで今回は、そんなサラリーマン兼農家になるためにはどうしたらいいのか?いくら位の資金が必要なのか?について紹介していきます!!

文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。

Youtube動画

サラリーマン兼農家ってどんな副業?

サラリーマン兼農家という副業スタイルで私たちかめしめは、

①農作物を作る⇒農作物を販売する⇒副収入を得る
②農作物を作る⇒自分たちで食べる⇒食費を減らす

という形で副収入を得ています。

①の「副収入を得る」に関して
にんにくをメインとして販売しています。
年間労働時間が、私としょーきの二人合わせて200時間程度。
年間収入が、数十万程度。
なので現在は、自給1000円~2000円で週4時間程度労働している形ですね。
労働時間を増やせば、副収入ももっと上げる事ができます。

②の「食費を減らす」に関して
厳密に計算していませんが、玉ねぎ・かぼちゃという普段の料理に使う事の多い食材も育てている為、食費をまぁまぁ節約できていると思います。
例えばサツマイモやジャガイモ等を育てれば、食費はもっと減らせますね。

【実感】兼業農家2年目で分かった農業のとてつもない魅力でも紹介していますが、兼業農家の初期費用・労働時間は農業でいくら稼ぎたいのかによって大きく変わってきます。
人によって全く違う兼業農家の形が出来上がるのです。

というわけでここからはこれ位の収入の兼業農家になるには、これ位の資金が必要になるよということを紹介します。

食費を浮かしたい兼業農家になるには

ここでは兼業農家になってお金を稼ぎたいというよりも、
農作物を育ててみたい。自分で育てた農作物を食べたい。という人におススメなスタイルを紹介します。

食費を浮かすスタイル

食費を浮かしたいというだけの方には

①自宅のベランダでプランター栽培。
②自宅の庭に畑を作る。
③市民農園を借りる。

のどれかをお勧めします!
自分で食べる分だけを育てたいなら、これ位でも充分な量が収穫できるからです。

①⇒②⇒③の順で農作物を育てられる広さが増えていきます。
例えば玉ねぎで考えてみると
①大きめの長方形プランター1個で15個程収穫できます。
②1m×3m程度の庭を畑にすれば、100個程収穫できます。
③15平方メートル程度の市民農園を借りたら、500個程収穫できます。

自分がどんな農作物を育ててどれ位の食費を浮かしたいか、によって選んで頂ければと思います。
これらは全てそれほど労力をかけずに始めることができますし、失敗したとしても誰かに迷惑をかけたりすることもありません。

※市民農園とは市が貸し出している畑のことです。

初期費用は?

全てに共通してくるのが種代と肥料代ですが、それ以外に

①であればプランターと培養土の費用。
②であれば培養土の費用。
③であれば市民農園のレンタル料(年間1万円以下程度)。

どれを選んでも数千円~2万円程度で足りるかと思います。

収入を得る兼業農家になるには

ここでは自分達で食べるだけじゃなくて販売も経験したい。自分で作った農作物でお金を稼ぎたい。そんな方にお勧めのスタイルを紹介します。

副収入を得るスタイル

ある程度の量を収穫できる貸農園で栽培しネットで販売するという方法が一番かと思います!

メルカリ野菜の商品一覧を見て頂ければわかるとおり、今はネットでの野菜販売もかなり簡単にできます。
トラブルを避けるためにも傷などがある場合は、写真や文章でしっかりと説明しておく必要がありますが。

私たちかめしめが販売経路を開拓しようとした際、産地直売所などは専業農家になって登録をしないと利用できないとのことでした。
地域や経営主体によって変わってくると思うので各自治体の農政課に問い合わせてみると、良い販売経路を教えて頂けるかもしれません。

ちなみにかめしめも、ネット販売・知人やお店への販売などで収益を得ています。

初期費用

貸農園のレンタル料がかかります。
市民農園より広い農地を借りられるというメリットがありますが、金額は貸農園ごとによって大きく違います。年5000円程~年12万円程の貸農園まで本当にピンキリです。

ここで何をどれくらい育てて1個いくらで売るのか?
しっかりと計算して借りる農地の値段を考えないと、時間もお金も損をするという事態になってしまうので要注意。

例えば、

年12万円で60平方メートルの貸農地を借りて、玉ねぎを2000個を育てた。
しっかりとしたサイズが1800個収穫できた。
玉ねぎ1個50円で1800個売り切った。9万円の販売利益を得た。
あれ?
収入はゼロどころかー3万円やん…。労働時間や種代・肥料代も考えたらもっと損してるやん…。

という感じに。

実際には1年丸々かけて玉ねぎを育てるわけではないので、他の作物も育てて販売すればこうはならないですが。

稼げるだけ稼ぐ兼業農家になるには

もっとだ!もっと稼ぎたいんだ!数万~数十万じゃねぇ!100万以上は稼ぎたいんだ!!という方。

サラリーマンをしながら兼業農家として100万以上稼ぐのはなかなか難しいですが、やれないことはありません。ここではその方法をいくつか紹介していきます。

農地を安く広く借りる

農地を拡大すればそれだけ多くの農作物を育てれる為、収入もアップします。

できるだけ安く借りる必要がありますが、働き世代の若者が減っている日本では農家人口も当然減っており、活用されていない農地が増えています。

そんな農地を放置しておくと【教えて】畑を放置し続けるとどうなってしまうの?でも紹介していますが、雑草が生い茂ってしまい最後は森のようになって畑として使い物にならない状態に。

なので活用されていない農地を保有している人にとっては、兼業農家になりたい人が畑をきちんと使ってくれるというのはとてもありがたい話。
win-winな関係で安く広い農地を借りる事ができるのです。

そういった農地を借りる方法も、各自治体の農政課に聞いてもらえば教えて頂けると思うので問い合わせてみましょう。

コスパが良い農作物を作る

コストパフォーマンスが良い農作物を選べば、同じ労働時間でも収入が大きく変わってきます。コスパが良い農作物とGoogleで検索すれば、まとめてくれているサイトがすぐに出てきてくれる時代です。

家庭で作ってコスパの良い野菜TOP10さんで紹介されているような、手間がかからずに高単価な農作物を育てる事で、時間に限りのある兼業農家というスタイルでも高い収入を得ることができるでしょう。

ただ農作物は作れば作っただけ売れるとは限りません。
自分のもっている販売経路でどれ位の需要が見込めるかをリサーチしておく必要がありますし、
その年その年で農作物の値段は変動するので、ある程度の値段予想も必要です。

そこらへんは農林水産省の統計情報を活用して導き出すと良いと思います。

需要がある程度高い農作物を少量ずつ育てて、多品目セットで売るなんていう考え方もありですね。

まとめ

兼業農家として副収入を得る方法、いかがでしたでしょうか?

私としょーきはサラリーマンをしながら、農業で時給1000円~2000円程度の副収入を得ています!

平日は苦しい上下関係はあるが与えられた仕事でお金が入るサラリーマンを。
休日は暖かい太陽の光の中、自由気ままに自分で決めた量の仕事に汗水流す農家を。

サラリーマン兼農家は控えめに言っても最高のライフスタイル!

まずは自分たちの食費を浮かすというところから初めてみてはいかがでしょうか?
興味がある方は是非とも一度挑戦してみてください!

最後まで閲覧ありがとうございました!

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