どうも、ファミリーマートのモカブレンドSにハマっているサラリーマン兼農家のかめしめのしょーきです。
今回は、株に投資する怖さを知って頂きたく、絶賛下落中の大量の株を持った僕の心境などを紹介していこうと思います。”人の不幸は蜜の味”とも言われますので、こんな時代にこんな哀れな僕を見て頂き、少しでも元気になってくれる方がいたらせめてもの救いです!
文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。
僕の投資歴と投資先とその結果
僕は投資歴4年目ぐらいの自他ともに認める素人。
父が本業のかたわらデイトレード(毎日株価に応じて売買する人)をしていたこともあり、僕も株への投資自体に何の抵抗もなく受け入れられたのですが、父の遺伝が濃すぎたのか?株の存在を知ってから見事にのめり込んでしまい、常にチャート(株の価格を折れ線グラフで見たガタガタの線のやつ)を追う日々を過ごすことに…。
そもそも僕の性格自体、一度ハマってしまうと周りが見えなくなるほどのめり込んでしまうオタク気質でして。音楽に関しても1曲を飽きもせず何十回も連続で聴けちゃうようなタイプなんです。
そんな僕が株という、人々の思惑が入り混じりつつも正解の存在しない、奥の深い世界にハマってしまったもんですから、まぁ~大変。嫁との会話なんてそっちのけで、ひたすら過去や今のチャートを見ては今後どうなっていくのか?を予想したり、偉人達の分析方法を学んだり、会社の決算情報などを調べたり…。すべての興味が株に注がれてしまっていたんです。
ただ、そんな時に出会ったのが”金融街のランダムウォーカー”っていう本でして、こちらの本は要約すると、”インデックスファンド(ある指標に基づいて投資するだけの会社にお金を預ける)に全て任せるのが一番稼げる”ってことでした。僕は時間もかけず、同じ株を買い続けるシンプルな構造にとても共感しまして、インデックスファンドに乗り換えることに決めたんです。
乗り換えてからというものの、順調に+の期間をおくっていたんですが、人間というのはご存知の通り欲深き生物。
コロナという魔物が襲ってきて、日経平均(大企業の株価の平均的なやつ)が急降下したかと思ったら、急に暴騰しだしたんです。コロナで騒がれた3月に16,000円台だった日経平均が、10月ごろにはコロナ前までの水準である23,000円ぐらいに回復…。
この時点で落ち着くならまだしも、あろうことか12月には26,000円台まで上がったんです。
「え??連日ニュースで流れてるように、経済止まってんじゃないの…」
「どんどん上がるじゃん。これ、もはやバブルじゃない?」
「近い将来、少なくとも、コロナ禍前の水準に戻る…」ゴクリ。。。
そう思った欲深き僕は、具体的な金額はとてもじゃないけど書けませんが、車を車検前に買い換えるべく持っていたお金に手を付けてしまったんですね…。そして、どこに投資をしたかと言いますと、日本株3.8ベアと呼ばれる、簡単に言うと日経平均が下がると+になるところに投資したんです。
いや、そりゃ、日経平均が下がれば+になるなんてのは世の中的に喜ばしいことはではないですよ?でも、このご時世で日経平均が”〇〇年ぶりに高値を更新!”なんて、異常過ぎません?だから、僕は絶対下がると思って買ったんです。
そしてその結果なんですが、2021/2/17時点で、-50%となっております♪
【発狂】結果を受けた僕の心境とは
車の購入のために貯めていたお金がマイナス50%ってのは…例えば500万なら250万になったわけですよ?こうやってブログやYoutubeをやらせて頂いてますが、広告なんてつけれないのでそこからの収入は0円なわけですよ。
僕は本業のサラリーマンで決して高給取りなわけでもなくて、世間一般の29歳の収入を得ているだけなんで、”ハハハ。痛い出費だったなぁ~”で済ませれないんです。
半分ですよ…半分。「あ、これ半額になってる。ラッキー」って、スーパーで夕方に半額となるお惣菜並みに心惹かれる減額率なわけですよ。
いや~、参った。今までの地道にコツコツと得てきた投資の成果もチリになるほどの衝撃。
もうここまできたら良い機会なので、もっと蜜の味を楽しんで頂くために、是非、僕の視点に立って考えてみてほしいです。
日経平均株価が26,000円台の時に投資を開始。
開始数日後に数万円のマイナスを記録。でも、バブルが弾けると睨んだ僕はまだまだ予想の範囲内と高を括る。
開始数週間後にはマイナス幅が数十万円台を突破。だいぶ焦りを感じつつ、「いくらマイナス?」とニヤニヤしながら聞かれることに内心ハラワタ煮えくり返りながらも、冷静に数万円と偽って回答。さらに、精神安定剤がわりにネット記事で〇〇指数では過熱感大のため暴落間近みたいなのを読み漁る。
開始数ヶ月後には目も当てられなくなり、最終的にマイナスがうん百万円台を突破…。もう、ハラワタ煮えくり返るとかって状況ではなくなり、取り返しがつかない現状にマジ焦り。
蜜の味、いかがでしょうか。
しかも、ずーっと減り続けるわけではなくて、いやらしいかな、少し増えるタイミングもあるんです…だからこそ、お金が増えたタイミングで「こっからこっから♪売らずに持ってて~…。見とけよ、俺の狙いの正しさ!」なんて調子に乗る。ただ、週単位で見るとなぜか日経平均はプラスになり僕のお金はマイナスに。
こんな日々、耐えられます…?
「今はバブルだからいつか下がる」、「日経平均が上がる材料は無い」、「俺の考えは正しい」
何回…幾度となく、こんな保証も何も無い言葉で己の心を奮い立たせて現実から目を背けてきたことか…。でも、非情にも、日経平均は1990年ぶりに僕にとって悲願の30,000円台を突破したのです。
連日のように”大変だ”と騒がれている状況下、誰が好景気(日経平均が上がる)になると思います…?普通に考えたら僕は間違っていないはず、ですよね。。。
嫁にも日本株3.8倍ベアに投資する前に相談してまして、「株って難しくてわかんないし、しょーき君に任せるよ」って言われたものの「あのお金さ~、半額になっちゃった」なんて、口が裂けても言えませんね…。
ボロボロの僕の復活劇
50%を失った僕が復活するためには…勝つしかないわけです。
結論、日本株3.7ベアを売り、日本株4.3ブルを購入!ということ
「ついに狂ったか…」
「ギャンブルの典型的なパターン」
「また損失を生むに決まっている」
と思われるかもしれませんが、しっかりとした理由があるわけなんです!
そう、何でこんなにも日経平均株価が上がるのかというと、我らが日銀(日本銀行)様が支えてくれているからなんですよ!日銀様は12兆円という、死ぬまでに使いきることのほうが難しいほどの金額を、ETF(頑張ってる会社に投資するやつ)に投資できるように準備して頂いているとのこと。
そのおかげで今や日銀様は色々な企業の大株主(たくさん株を持ってる)的な存在になっているんです。
…とすれば?
そもそも日経平均が下がると思い続けて日本株3.7ベアを購入していた僕の考えがおかしかったわけでして。日銀様がETFを購入し続ける以上、日経平均は上がり続けるハズなんです!
…となると?
現在50%カットされてしまった損失を取り戻すには、日経平均株価が上がる!と予想する”日本株4.3ブル”に投資すればOKということです。
現在30,000円を超えている日経平均株価ですが、天井なんてものはそもそも存在せず、ひたすら上がり続けていくという将来に期待しています。
どこまで上がるのか?は分かりませんが、せめて損失の半額以上は取り返せれるよう祈っています!
もし今から株などへの投資を検討している方は、くれぐれも僕のような痛手を負わぬよう、必ず余裕資金(完全に余っているお金)で投資頂くことをお勧めします。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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