【改善】マルチシート張りが350%効率化された方法

農業
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どうも、子の物事の吸収力に羨ましさすら感じる、サラリーマン兼業農家のかめしめのしょーきです。

今回は、マルチシート張りの効率化に挑戦した結果、350%も改善された方法を紹介していきます。マルチシート張りがしんど過ぎる!って方は是非ご覧下さい。

動画の方が好きだ!って方は以下もご覧ください

去年の実績と今年の実績

破れたマルチ

マルチシート張り、マジ大変ですよね。

雑草予防】畑でのマルチシート貼りは地獄の沙汰で相方のひろやが紹介しているように、相当な労力。

去年の実績で言えば50m級畝の場合、1日2畝敷くのが限界で、しかも腰がバッキバキになってました。

炎天下でのマルチ張り作業は、にんにく栽培で一番辛いと断言できるほど…です。

そんな去年、地獄を見た僕たちは今年、改善に改善を重ね、1日に50m級の畝を7本という、350%の効率化を達成したのです。

もちろん腰がバッキバキなことに変わりないのですが、今までは4日ほどかかっていた作業が1日に短縮できたってのは、我ながら素敵…うん。大好き。と思わざる得ません。

ちなみに作業時間は1畝あたり大体40分程度で、休憩を挟みつつも7時間ほどで終わらせれました。

そこで次章ではマルチ張りが辛すぎるから改善したいっ!て方向けに、僕たちが何をどう改善したのか?詳細を紹介していきます。

350%の改善策アレコレ

改善後のマルチ張り

改善点としては5つありますので、順に紹介します。

1.扱い慣れている農機具を使う

去年はマルチシート張りの土をかける作業で、師匠から渡されたクワを使わせて頂いたんですが、今年はスコップを使いました。

なぜかと言いますと、クワを扱う動きって、スコップを扱う動きに比べて体力を消耗しやすかったからなんです。(クワは持ち上げて振り下ろす動作だけでなく、すくった土を降ろしたい場所に降ろすのも苦労)

これはあくまで僕たちの話なので、中にはクワの方が楽という方もおられるとは思いますが、お伝えしたいポイントとしては…

“マルチシートが飛ばないようにする”って目的に対して、土をかける手段を選ぶのなら、なるべく負担の少ない動作で行える物を選択すべしってことです。

2.扱い慣れている物を軽量化する

昔から同じ農機具を使っている方に特にお伝えしたいのですが、素材によって農機具の重さって全く異なるんです。

スコップで言えば、素材によって1kgぐらい差があることも。

1kgって、パッと持って離す分には何にも問題なく持てる重さなんですけど、学生時代に腕や足に重りを着けていた経験のある方なら分かるかと思いますが、ずーっと1kgの負荷があると、結構支障出てくる重さなんです。

この地味に支障出てくる重さって、単純作業&量をこなす際には結構注意しておかないといけなくて。

今回のマルチシート張りでも、スコップで土をかける一連の動作は少なく見積もっても500回以上実施しています。

この1回1回の負担を軽減するかどうかでその後の疲労蓄積度合いが大きく変わってくるため、極力軽い物を選ぶことがポイントになります。

3.必要最小限を重視する

農機具を扱う際の動作もですが、土をかける量についても必要最小限にしたいところ。

しかし、どんな突風が吹くかも分からない状態でどの程度土をかけるかなんて、わかる訳ないですよね。

ポイントは両端さえ抑えられていれば、マルチの真ん中に土を載せてまで抑える必要はよっぽど無ってことです。

ただ、風が吹くたびマルチの一部がパタパタとなびいてる状態の場合、パタパタしながら抑えてる土が徐々に無くなる危険があるので、パタパタなってるような部分は無くしておきましょう。

少し話が逸れますが、生分解性マルチ(土に還るマルチ)を使わない場合、両端や真ん中を土でガチガチに固めると剥がす際に地獄を見ますので、Youtube動画の方も見て頂いて土の量を調整してみてください。

4.同じ動作を連続で行う

作業は1つずつの動きを分解して、単純にすることが効率化の基本!

今回の場合、マルチを敷く際に10m間隔ぐらいで重しを使うことで、30mぐらい一気に敷いてから土をひたすらかけるようにしました。

僕たちの使った重しは水入りの2Lペットボトルでして、仮抑えとしては十分な役割を果たしてくれました。

ただ、生分解性マルチで普通のマルチより柔らかかったため、一部破れるハプニングもありました。。(重しに選ぶ物は角が無い物などを選んだ方が良いです)

ポイントは、同じ動作であればできる限り連続でやった方が、早いだけじゃなくモチベーションも維持できやすいです!ってことになります。

5.環境を整える

最後のポイントは環境ができる限り整った時にマルチ張りしましょうってことでして。

具体的には畝立てはなるべく高くしておくとか、畝立て時に畑全体を耕しておくことで、おさえの際の土かけを楽にする的なことです。

また時間に余裕があるなら、雨が降った翌日(土が柔らかい)で、風が吹いていない日(マルチが飛びにくい)にマルチ張りすると大分負担を減らせるのでお勧めです。

はいっ。

こんな感じで今回はマルチ張りを350%改善した方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

初めて農業を行う方だけじゃなく、農業に携わっている方にも何かしらの参考になって貰えたら幸いです。

また、改善後に見えてこなかった不都合への改善もどんどん実施していきますので、応援のほど、よろしくお願いいたします。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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