農家1年目でにんにくを大量に植え付けてきたぜぃ

農業
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こんにちわ!

駐車場での一方通行を守らない車に悔しさで震える農家1年目かめしめのひろやです!

家庭菜園や畑などでにんにくを育てられている方はご存じかもしれませんが、にんにくの植え付け作業を手作業でやるのははなかなか大変。
種用にんにくをばらして、選定して、株間を測って、マルチ・土に穴をあけて、植えて、水あげて、土かけて…とやることがいっぱい。

今回はこれまで農業に関わった事のない完全素人だった私たちかめしめが、にんにく20キロ分を手作業で植え付けしてきたので、植え付けの工程や簡易化・節約する為に考えたポイントなどをいくつか紹介していきたいと思います!

農家1年目の方の参考になれば幸いです☆※ちなみにあと40キロ植えます。

①種にんにくを購入

にんにくを植え付けたいと思った場合は、まずは種の購入をどこでするか考えます。種用にんにくは買う場所によってめちゃくちゃ値段に差が…。
今年私たちが購入を検討した時も大体ですが、

A社 1キロ 4800円
B社 1キロ 3500円
C社 1キロ 2500円

といった具合に信じられない位の差がありました。
種の値段を安く抑えることで、収益を大きくできることは間違いありませんので、あきらめずに一番納得できる値段の種にんにくを探し出すべしです!

しかしながら厄介なのが高い値段を出したからと言って、確実に良いものが届くというわけでもないという点(問い合わせた際、「種の品質はその年その年によっての差もあるので確実なことは言えない」と言われました)

あくまで体験談ですが、安いものをネットで購入した時は3割以上が種にんにくとして使えないような品質のものでした。
ある程度の値段のものでもネットで買った場合、1~2割悪いものが混ざっている場合も多いそう…。
地道にその地域の農家さんに聞きまわるなどして信頼できる購入先を見つけるか、
信頼できる購入先かわからないところで買うのであれば
『A級品 5000円』
『B級品 4000円』
『C級品 3000円』など、
販売会社の中で最低限の選定はしているであろう会社を選んで購入するようにしましょう!

今回私たちが購入したものは1キロ3000円程度で、種として使えないものは1割以下でした。周りの農家さんに聞いて地元の種屋さんで買いましたが素晴らしいコスパ。本当にありがたい限りです。

ちなみに種にんにくはバラで購入することもできると思いますが、品質が悪くなっていることも多いので、玉の状態の種にんにくを買うことをお勧めします。

②種をばらす

にんにくは鱗片1つが1つの種になります。なので購入した種にんにくの皮を剥いてバラバラにする必要があります。
種をばらす作業は超単純作業。誰でもできます。皮を剥いてバラバラ(鱗片の状態)にするだけです。

ただこの単純作業が結構辛い。地道に延々と皮を剥く作業は、指にまめを作り指の皮をすり減らして痛みを与え続けてくれます。相方のしょーきは苦痛に耐えながら指に絆創膏をまいて剥き続けていました。苦行ですね。

一気に大量のにんにくをばらすと指への負担が半端ないので、種をばらす作業は数日に分けて実施する事をお勧めします。

ちなみに皮を剥くといっても、料理に使うときみたいに皮を全部剥く必要はありません。
もちろん全部剥いた方が水分吸収が早く、発芽が早くなるといわれていますが、私たちが同じ畝で「ばらしただけで皮そのままにんにく」と「皮全部剥きにんにく」を植えた時はどちらも大差なく発芽してくれました。

皮を全部きれいに剥くか剥かないかは自己満な世界な気がします。これには色々な意見や検証結果があると思いますが、限りある時間・体力でにんにくを美味しく育てるために全部剥く労力を省く判断も大切なのではないでしょうか。

植え付け後にしっかりと水をあげれば問題ないかと思います。

③種の選定

種の選定とは、バラバラにしたにんにくの中からなるべく大きな種・形の綺麗な種だけを選びだすという作業です。
この時、傷んでいるにんにくやいびつな形をしているにんにくは取り除きます。

これをしっかり行うことで収穫時のにんにくが、大きく・形も綺麗なものになる確率が飛躍的にあがります。傷んでいるにんにくを一緒に植え付けない事で病気への対策にもつながるので、この作業はできる限りしっかりと確実に行いましょう。

収穫できなかった分=収益のマイナスですから。3割ほど悪いものができあがれば3割収益が減ります。100万の収益なら30万マイナスです。恐ろしい。きちんと確認して収穫できなくなるリスクは減らしましょう。

④植え付け

植え付け作業は株間15㎝程・深さ4㎝~5㎝程の穴をあけながら行います。種にんにくは尖った方を上にして1穴に対して鱗片1つで植え付けます。

中腰で植え付けることになるので腰が痛くなりやすいです。マルチシート・土には先に穴をあけておく方が断然おススメ。都度都度あける作業は中腰で力を込めることになるので、腰をより痛めます。

種を運ぶ台車を用意してなかった私たちは座っては立ち上がり種を取りに行くという工程が追加された為、無駄な体力を消耗してしまいました。
種を運びつつ腰をおろせるような台車や、種を入れて腰にかけれるカバン、があるとすごく楽なのでおススメです。

⑤水やり・土かけ

にんにくを植え付けた後は、水をいっぱいあげましょう。いっぱいってどんくらいやねんって感じですね。土の状態によっても変わってくるので何とも言えないんですが、

前日も晴れていた日に植え付けたのであれば、1株につきじょうろで10~15秒程度水をあげます。
前日が雨で土壌が湿っているのであれば、5~10秒程度で大丈夫かと。※これは土の乾燥状態や気候によって違うので、地元の農家さんに聞いてみると良いですね!

乾燥しきっている状態だと発芽してこない可能性もあるため、少し多めかな?と思うくらいあげて良いと思います!

最後に上から土をかけて、にんにくの植え付け作業は完了です☆

⑥まとめ

今回はにんにく植え付けの際に、農家1年目・素人感丸出しの私たちが苦労した部分や考えた部分について重点的に書かせてもらいました。

全体の工程としては

・種購入
・種ばらし
・種の選定
・植え付け
・土かけ・水やり

といった形になります。

最低限の工程だけを紹介していますが、もちろん肥料やマルチシートなどを使用することでよりおいしいにんにくができあがります!

全国に国産の美味しいにんにくを安く届けるためにも、もしこの記事をご覧になったにんにく農家さん!これが違うよ。あれが違うよ。もっとこうした方が良いよ。というアイディアありましたらいつでもコメントくださればうれしい限りです!

最後まで閲覧ありがとうございました!ではでは~!

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