【兼業】サラリーマン兼農家の僕の日常

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どうも、漫画のキングダムを主題とした”セブンフラッグス”アプリにハマり、”ゲームやりすぎ”と嫁に怒られるサラリーマン(カチャカチャ系)兼農家のかめしめのしょーきです。

今回は、サラリーマン兼業農家と自己紹介している僕が、実際に兼業農家としてどのような日常を過ごせているのか?を知って頂くことで、今現在、「人間相手は疲れた…自然と触れ合いたい。よし、農家に転職してみよう!」と、見切り発車感満載の方へ少しでも兼業農家の現実を知って頂ければと思います。

文字より動画派という方はYoutube動画をご覧ください。

Youtube動画

サラリーマン兼農家の僕が育てている作物とは

そもそも何で兼業に農業を選んだのかと言いますと、簡単に始めれそうとかっていう理由もあるにはあるのですが、カチャカチャ系として、日ごろパソコンとばかり触れ合い、自然の下で自然と触れ合える機会が一切無ってことは、大きな決め手でした。

ただ、日中はサラリーマンとして活動する以上、深夜まで仕事しなければいけないこともあり、毎日畑に行くのは非現実的。そのため、兼業農家として繊細で四六時中見張る必要のある食べ物を育てるのは無理だと諦めました。

そして、ご存知の方も多いかもしれませんが、ほとんど手がかからない農作物も存在していまして、その代表格がにんにくや玉ねぎだったりするんですね。

僕たちも兼業農家として、にんにくをメインで育てているのですが、にんにく本体は種を植えた後、追肥や芽切ぐらいすればグングンと成長してくれるってだけではなくて、ある程度厳しい環境(風が強い・気温が高い/低い)でも耐えられる強さがあるため、休日しか畑に出向けない兼業農家としてうってつけな存在なんですね。

参考までに、僕達が栽培している場所は日本の中心?である愛知県になります。

…ってことで今回は、兼業にんにく農家としての視点で、サラリーマン兼農家の僕の日常を紹介していきます。

11月~2月は(ほぼほぼ)サラリーマンのみ

にんにくは10月ごろに植えて、6月ごろに収穫する長期的な食材。そして、前述の通り普段の管理はほとんど必要ではなく、兼業にうってつけの食材です。

中でも11月~2月ごろは冷え冷えで、農家の天敵である雑草もほとんど生えてこないため、ほぼ何もしなくても問題無。

僕と相方のひろやはこの時期を使い、にんにく収穫後の販売ルート開拓だったり、美味しい黒にんにく作りにチャレンジしていますが、販売ルートが既に決まっているって方であれば、全く持って何もすることがないため、サラリーマンとして働いた後にゲームやサウナ、家族との時間を存分に味わえる時期と言えます。

ただ、何もしなくて良い=収益はもちろん0円。

否、なんならー…種代や土地代、肥料代に草刈り機のメンテナンスやガソリンといった諸々の費用が発生するため、僕たちのように2反(2,000平方メートル)の大きさで栽培していても、数十万円は出費する状態。

サラリーマンとして給料貰っているからこそ、ある程度の出費があっても家族を養えますが、兼業では無状態でこれだけの金額投資が必要だとしたら、かなりのリスクと言えるでしょう。

また、こんな何もしなくて良い時期が続くわけはなく、これ以降にんにく農家は忙しい時期を迎えるのです。

何かしら畑に訪れる3月~10月

「農家、マジ余裕っしょ」

と言ってられるのも11月~2月のタイミングだけ。
人を雇っていない限り、3月~10月は何かしらの理由で必然的に畑に行きます。

3月~4月:ちょこちょこ作業

まだ少し肌寒いかな?と感じるこの時期。しかし、雑草ちゃんたちはニョキニョキにょき~~~!!と、狂ったように伸びてきます。試しに4月前半まで雑草を放置してみたのですが、一部の区画ではにんにくの葉っぱより伸びている異例の事態も見られました。

そのため僕たち(2反)の場合は、この時期には少なくとも3週間に1回程度、草刈り機を車に詰め込み畑に出向き、1~2時間ほど草を刈る必要があるんですね。

またこの時期はにんにくの追肥もしますので、雑草対策だけではなく、追肥のために出向く時期にもなります。

5月~10月:ドタバタ作業

3月~4月も言うて、まだ余裕のある時期。

5月~10月がにんにく農家の本番でして、雑草が本気を出すだけではなく、5~6月にはにんにくの芽やにんにくの収穫が待っていますし、収穫後の根切作業だったり乾燥作業、袋詰めから販売などなど…パッと思いつく作業工程を挙げただけでもゲンナリするほど時間に追われます。

例えば、現状(2021年時点)の30分の1以下の60平方メートルでにんにくを栽培してた頃の話ですが、早朝から23時ごろまで相方のひろやと2人で収穫~根切(にんにくの根っこを切る作業)したこともありますし、早朝4時30ごろの薄暗い中、スマホの明かりをもとに、にんにくの分別(傷んでるものと傷んでないものの選別)をし続けたことも…。

そんな僕達ですが、現状は以前の30倍以上である約2,000㎡の農地を借りているというこもあるため、間違いなく相方のひろやと2人で捌ける量ではなく、人を雇う必要が出てきています。

兼業農家を考えている方へのメッセージ

こんな感じで何となく分かった方もおられるかもしれませんが、作物と言うものを扱う農家は、ひじょ~~~に短期集中型な職種。

ちなみに農家の師匠から、こんな短期集中型を表す逸話も頂けました。

・農家に生まれた子供は誕生日を祝ってもらえないために拗ねる。なぜなら、農作物を収穫する繁忙期は忙しさのあまり妊活できず、繁忙期が過ぎてから妊活することで、十月十日後が繁忙期と被る。そして、誕生日祝いができなくなるのだ

…こんな話が出てくるほど、忙しいときと暇なときの緩急の差が激しい農業ですが、僕が実際にやってみた感想としては、サラリーマンとの兼業は余裕で成り立ちます。

…否。土に触ったり身体を動かせることは、パソコンばかり触っているサラリーマンからすればうってつけの兼業の一つであると言えるでしょう。

じゃあ、そんなうってつけの兼業農家は儲かってんの?については、【年収】兼業にんにく農家の気になる収入事情とはをご覧頂ければと思いますが、アルバイト並みには稼げているような気がしますので、趣味がてら実施できるのであれば、趣味がお金になるという、かなりラッキーな状態となります。

ってな感じで、サラリーマン兼農家の日常を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?少しでも兼業農家の日常をイメージして貰えれたのなら、幸いです。

また、今後も僕たちはサラリーマン兼業農家として、日々奮闘していきますので、応援のほど、よろしくお願いいたします。

ではでは、最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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